国内外で多くのメーカーがCMP装置の開発・製造に取り組んでおり、市場シェアの動向は業界の技術力や競争力を示す指標となっています。
日本国内のCMP装置市場では、複数の企業が競争しています。2025年2月時点で、Metoreeにて注目すべき企業として挙げられていた上位3社を紹介します(※1)。
※1 参照元:Metoree(https://metoree.com/categories/4169/) 2025年2月時点
卓上型から300mmウェハ対応機までをラインナップし、酸性・アルカリ性の多様なスラリーに対応できるコンパクト設計やオーダーメイドへの柔軟性が強みです。酸化膜・Cu膜・バリアメタル・樹脂など多彩な材料のCMP実績があり、研究開発用途で立ち上げた条件を量産機に展開しやすい点もあります。
| 企業名 | 北川グレステック株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県千葉市花見川区犢橋町1614-27 |
| 電話番号 | 043-301-5408 |
| URL | https://www.kitagawagt.co.jp/ |
CMPシステムは2023年に熊本県南関町の工場増設を決定し、生産能力を約1.5倍に拡大する計画で、旺盛な半導体需要に対応しています。ドライ真空ポンプなどと合わせて世界にサービス拠点を展開し、ロジック半導体分野を中心にグローバル顧客基盤を拡大していることも強みです。
| 企業名 | 株式会社 荏原製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都大田区羽田旭町11-1 |
| 電話番号 | 03-3743-6111 |
| URL | https://www.ebara.co.jp/ |
「半導体製造装置」「自動測定機器」「計測サービス」の三本柱で事業を展開しています。300mm対応のChaMPシリーズCMP装置はエアフロート式ヘッドによる均一加圧と数秒で完了するヘッド交換機構を備え、量産現場での保守性と高平坦化性能を両立しています。
| 企業名 | 株式会社東精エンジニアリング |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県土浦市東中貫町4-6 |
| 電話番号 | 029-830-1888 |
| URL | https://toseiengineering.accretech.com/ |
CMP装置は半導体で欠かせない存在ですが、用途や対象物に応じた装置の選定が、効率性や品質向上の鍵となります。
目的や規模に適した装置を導入することで、研究開発や生産工程が効率化され、コスト削減や生産性向上が期待できます。
このメディアでは研磨用途別におすすめのCMP装置を紹介しています。ぜひご活用ください。
\研究開発・安定供給・大型基板対応/
研磨用途別
CMP装置メーカー3選を見る
世界のCMP装置市場では、主要な企業として以下が挙げられます。(※1)
※1 参照元:吉田SKT(https://www.y-skt.co.jp/magazine/knowledge/semiconductor_equipment_market/)
量産向けCMPシステムでは、複数の研磨ステーション・洗浄チャンバ・乾燥工程を統合し、工程内でのスループットと再現性の両立を狙う構成が特徴です。先端CMPアプリケーションでの精密制御と生産性を訴求しています。
| 企業名 | アプライド マテリアルズ ジャパン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区海岸3-20-20 ヨコソーレインボータワー |
| 電話番号 | 03-6812-6800 |
| URL | https://www.appliedmaterials.com/jp/ja.html |
※Applied Materialsの特集ページは準備中です
量産向けでは、モジュール構造、搬送機構最適化、クロスコンタミ対策、終点検出や膜厚測定などのオプションにより、歩留まりと保全性を含めたトータルでの適正化を狙う設計が特徴です。
| 企業名 | 株式会社 荏原製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都大田区羽田旭町11-1 |
| 電話番号 | 03-3743-6111 |
| URL | https://www.ebara.co.jp/ |
市場規模の推移としては、2022年の世界CMP装置市場は約22億5,110万米ドルとされ、2031年には約35億1,822万米ドルに達すると予測されています。この間、年平均成長率(CAGR)は5.1%と見込まれており、半導体産業の成長に伴い、CMP装置の需要も増加すると考えられます。(※2)
公開されている“シェア”の数字が少ない場合でも、装置選定では次の観点を揃えると比較しやすくなります。
今回紹介した北川グレステックや荏原製作所はそれぞれの市場で一定のシェアを持ち、競争力を発揮しています。今後の展望として半導体の微細化や新材料の導入に伴い、さらなるCMP技術の高度化が求められるでしょう。
日本企業は今後の展望に備え、次のような取り組みが重要となります。
半導体技術の進化に伴い、CMP装置にも高精度・高効率な加工技術が求められます。これらのニーズに応えるため、研究開発を強化し、製品の高性能化を図る必要があります。
国際市場での競争を勝ち抜くためには、製品のコストパフォーマンスを向上させることが重要です。生産効率の向上やサプライチェーンの見直しを通じて、コスト削減に取り組むことが求められます。
アジア太平洋地域を中心に、半導体産業の成長が著しい新興市場があります。これらの地域への積極的な展開と現地ニーズへの対応が、シェア拡大の鍵となります。
環境規制の強化や持続可能な製造プロセスへの関心が高まる中、エネルギー効率や環境負荷の低減に配慮した製品開発が求められています。
これらの取り組みにより、日本のCMP装置メーカーは国際市場での地位をさらに強固なものとし、半導体産業の発展に寄与することが期待されます。
このメディアでは、CMP装置の導入を検討している企業向けにさまざまなCMP装置メーカーを紹介しています。
TOPページではウェーハサイズと研磨用途別にCMP装置メーカーを比較して掲載していますので、装置選定の参考としてご活用ください。
\研究開発・安定供給・大型基板対応/
研磨用途別
CMP装置メーカー3選を見る

柔軟性と高い機械剛性を備え、角チップも取り付け可能。金属・酸化・窒化膜、ベアウエハはもちろん材料や関連商品などの研究開発向けに、試作の細かな調整がスムーズに行える卓上型CMP装置。
| ウェーハ サイズ |
チップサイズ ~150mm |
|---|

自動研磨機能と4つのテーブルを使ったデュアルモジュール構造で効率的な半導体製造の歩留まり向上を実現。安定した品質と高い生産効率を提供。
| ウェーハ サイズ |
~300mm |
|---|

大型基板の高密度配線やTSV(貫通電極)プロセスの複雑な構造に対応した450mmウェーハ用では世界初※の全自動CMP装置。ポリッシュ取り代量の多い工程でも、安定した研磨性能。
| ウェーハ サイズ |
~450mm |
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